昨日、速報ニュースが流れるほど大きなことが起こりました。
「長期金利が史上初のマイナス!!」
日銀は景気回復のためにマイナス金利政策を導入したわけですけど、そうは問屋が卸さないぞ!!
ということで市場がとんでもないことになっています。
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日銀のシナリオ
日銀はマイナス金利政策を導入することで企業の設備投資や消費を活性化したかったんです。
その辺りは過去に書いたこの記事に詳しく載っています。
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ですが、それから数週間で事態は一変!
「円高」「株安」「国債マイナス金利」
もうぐっちゃぐちゃです。
何が起こっているのかざっと解説しましょう。
あなたも住宅ローンを見直した方がいいかもしれませんよ。
マイナス金利政策で銀行はどう動いたか
今回騒がれているのは具体的には満期が10年超の国債です。
今まで国債は安全資産の代表でした。
銀行は日銀にお金を預けると損をする状態になってしまったから慌てて運用を考え始めたんですね。
そこで手を出したのが国債。
ですが、そこにお金が集まりすぎたので金利がどんどん下がっていって、とうとうマイナスになったというわけです。
なぜ、お金が集まると金利が下がるのかというと金利を払う側が損をしないようにするためです。
いっぱい国債が買われるとそれだけ多くの金利を買ってくれた人たちに払わなければいけないわけですから、そりゃ金利下げますよ。
それと似たような現象が住宅ローンにも起こっています。
住宅ローンでもうけられる?
住宅ローンには2種類の金利があります。
変動金利と固定金利
今回の一連の流れで影響が出るのは固定金利の方です。
固定金利は10年物の国債金利をベースに決まっているからです。
銀行はお金を借りてもらえば収入が増えます。
何としてもローンを組んでもらいたい!
そんな願いから金利を調整します。
「私のところから借りてください!」
という感じ。
ですが、さすがに住宅ローンがマイナス金利ということはありえないでしょうね。
(タイトルで煽ってすいません)
でも住宅ローンの金利が下がっているのは事実です。
実際に現時点で下げている銀行もあります。
あなたも住宅ローンを見直してみては?
その他の銀行の動き
銀行側から考えるとローンは収入ですが、預貯金の利息は支出です。
私たちとは真逆の立場ですね。
銀行は日銀にお金を預けると損をするようになったので収入が減りました。
さらに運用しようと手を出した国債はマイナス金利。
さあ、どうする?
当然ながら収入を増やす計画と同時に支出を減らす計画を立てます。
もうすでに、三菱東京UFJ・みずほ・三井住友・ゆうちょ銀行は定期預金の金利を下げました。
他の銀行も後に続け状態になるでしょう。
こちらはもう結果です。予想ではありません。
そして、ここからが私の予想です。
これからどうなる?
住宅ローンは金利高いままにしていたら誰も借りてくれません。
価格競争が激しくなります。
となると銀行は収入がますます減っていきます。
そして預金の利息を減らすことで支出を減らしました。
さらに!
銀行を利用するときにかかる手数料が上がります。
収入を増やすために銀行は必死です。
本当にタンス預金が一番いいという時代が来るかもしれません。
日本の景気は誰が良くする?
日本国内でこんなごちゃごちゃやってますから当然海外の人達は冷たい視線を浴びせます。
「日本は何やってるんだ?」
「日本危険なんじゃないか?」
その結果、円高株安の事態が発生しているんです。
要するに日本の評価が下がっているんです。
私たち日本人はどうすればいいんでしょうか?
銀行にお金を預けても意味ないし。
借りたところで返せるあてがない。
収入増えなきゃどうしようもないわけです。
結局は日本の企業に委ねるしかありません。
一般消費者の大きな買い物と言ったら住宅ですが、ローンを組むにしたってだいたいは2千万前後でしょう。
それが大企業の設備投資となったら1億2億もざらにあります。
桁が違います。
結局は企業が儲けてくれないと景気は良くならないんですね。
でも!
企業が儲けるには企業が作った製品などを一般消費者が買わなければいけません。
あれ?私たちがお金を使わないと結局景気は良くならないの?
う〜ん。無限のループ地獄か・・・。
これはもう、日本国内だけではどうにもならないんじゃないでしょうか?
海外で儲けて日本にお金を落とす。
なんだか、日本の中にそういう人達がいるようないないような・・・。
彼らも必死です。
銀行への提案
「10年定期を利率0%で買ってくれたら住宅ローンの利率を下げますよ!」
とか抱き合わせ商法をするしかないんじゃないでしょうか。
「今、住宅ローンを組んでくれたら5年分の利息をキャッシュバック!」
「ポイント2倍!」
なんだかどっかで聞いたことある話になってきました・・・。
銀行業は独特な法律で縛りがあるからこれらはできないのかもしれませんけどね。
まとめ
もはやこんなことになってきているから一人ひとりがお金の使い道だけじゃなくてお金の保管先も考えなくてはいけません。
保管先としてタンス預金も一つの手、投資信託や会社の株を買うのも一つの手。
それに収入を増やすことも考えなければ!
ある意味、ブログで小遣い稼ぎとかも結局は自然の流れなのかもしれませんね。
ですが、自然の流れに身を委ねた結果が今の景気の悪さかもしれませんよ。
そうだ!
自分のブログでお金を稼ぐ→稼いだお金で他の人のブログのアフィリエイトから物を買う→その人がお金を使う→景気が良くなる
なるほどなるほど。
いい流れができそうじゃありませんか。
景気を良くするキーになる企業を動かすのも一般消費者です。
つまり、私でありあなたなんです。
小さなことからコツコツとやっていきましょう。
「倒れたチャリ起こしてやろう。それで世界平和になるかも」
by The Outlaw’s Greendays(The Birthday STAR BLOWSより)
この歌詞大好きです!
曲をダウンロードじゃなくてCD買うことで景気良くなるかもしれませんよ(笑)
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