脳の健康のことを考えると理想的な睡眠時間は1日7〜8時間だそうです。
24時間の中で自分が一番使っているのは何の時間ですか?え!?仕事!?悪いことは言いません。今すぐ転職を考えましょう。体壊しますよ。
普通であれば睡眠に一番時間を使っていますよね。平日の睡眠時間が7時間で仕事は8〜9時間やっていたとしても休日は仕事0でしょうから、トータルで考えると睡眠時間に一番使っている事になります。
この必要不可欠な睡眠時間をコントロールできれば人生をコントロールしていると言っても過言ではありません!!私自身が実験台となり、身をもって検証しましたので自分の時間を見直したい場合はぜひ読んでみてください。
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なぜ実験しようと思ったか
あなたは今までの人生の中でたくさん寝たのに体がダルいとか逆に時間は短いのに異常なくらい頭がスッキリしているという経験をしたことはありませんか?
私は睡眠大好きです。でも、たくさん寝過ぎたり変なタイミングで起きるとめちゃくちゃ頭が痛くなるときがあります。これがとても嫌だったんです。頭痛なんてなりたくないですもんね。そういった経緯があったので睡眠の質というものを改めて調べ始めたんです。
そしたら驚くような方法が出てきました。
今まで私は「時間が足りない!!」と思って、思い切って睡眠時間を削っていた時期がありました。でも、それだとやっぱり仕事に支障をきたすので諦めていたんですがこれなら問題ありません!その名も
10分の仮眠で1時間ゲット!こんな時間圧縮方法はやらないわけにはいかない!
です。(長い・・・。)
睡眠不足と寝覚めの良さのジレンマ
睡眠のサイクルは3時間毎というのは聞いたことあるでしょうか?睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)の繰り返しなんですが、それが3時間毎繰り返されます。なので、3の倍数時間で起きると浅い眠りのタイミングで起きることになるので寝覚めが素晴らしいんです。
私の実体験からですが、6時間後に起きると確かに目が覚めたときにパッチリ目が開き、今まで寝ていたというのが嘘だったかのように体が軽くて驚かされます。
これが7時間後に起きると逆に体がだるくて頭がボーっとしてまだ寝ているような感覚になるんですよね。これが深い眠りのタイミングで起きてしまった場合の症状です。多く寝たほうが辛いというのはなんだか矛盾しているような気がしてしまいますが、実際私が試してみたらそうでした。
で、6時間睡眠の方がスッキリしているし、起きてからすぐ行動に移せるのでこれはいいと思って実行していたんです。でも、残念ながら6時間睡眠だと1日持たないんですよ。お昼食べた後に強烈な睡魔が襲ってきます。これが7時間睡眠だと寝起きは最悪ですが、お昼の睡魔はまずありません。
これがジレンマです。
寝覚めの良さを取るか昼間の快適さを取るか。1時間自由にできる時間があれば結構いろんなことができますので、6時間睡眠は捨てがたい!!でも、昼の睡魔は結構キツイ!!
そこで私が見つけた方法が仮眠(短時間睡眠)というものでした。
仮眠(短時間睡眠)とは
では具体的に仮眠の説明に行きましょう。
仮眠というのは昼寝とちょっと違いますが、お昼に寝るという点では同じです。仮眠を取ると10分の仮眠が1時間分の睡眠に匹敵すると言われています。この仮眠という方法を使って6時間+1時間でトータル7時間睡眠を達成させるのが一番最適だと思いました。
じゃあ、お昼寝とは何が違うのか?最大の違いは10分〜20分までしか寝ないという点です。仮眠をするにあたっての注意点を紹介しましょう。つまり、これが仮眠のやり方です。
- 眠気に襲われてから寝る
- 最大でも20分まで
- 横になって寝ない
- 遅くても5時までに
ポイントとなるのはこの4つでしょうか。一つ一つ簡単に解説しておきましょう。
眠気に襲われてから寝る
そもそも仮眠は10分〜20分という短時間しかないので眠くもないのに仮眠しようとしても無理です。お昼ごはんを食べてその後食休みしていればすぐ眠くなってくるという人もいるかもしれませんが、私の場合は食べた後2〜3時間後に眠くなってきます。そのタイミングがくるまではあまり気にせず仕事とかやることをやっていましょう。
眠気が来なかったら無理に寝る必要ありません。あんまり仮眠にこだわりすぎないようにすることも大切ですよ。
最大でも20分まで
睡眠のサイクルは3時間毎と言いましたが細かいことを言うと、実際は90分1サイクルだそうです。しかも、最初の90分は特殊で、20分を過ぎたあたりから一番深い眠り(ノンレム睡眠)に入ってしまうため、ここで起きるのは至難の業です。私の会社は3時から10分間の休憩がありますので、ここで仮眠を取ってます。
仮眠をとる場合は長くても20分までにしましょう。寝る前にカフェインを取ることもおすすめです。カフェインは摂取後20〜30分後に効いてきますので、仮眠後目がパッチリ開きますよ!
横になって寝ない
<仮眠の悪い例>
布団に入って完全リラックスモードで仮眠しようとしても無理です。布団に入ってしまったら最後、次に目が覚めたら午後が終わってたなんてことになりかねません。一番いいのは机にうつ伏せになって寝ることです。電車移動中なら椅子に座って下むいてコックリコックリしているくらいがちょうどいいです。
あくまでも寝すぎないというのが大事なので、寝るときの姿勢も気をつけましょう。
遅くても5時までに
夕方5時過ぎてからの仮眠はたった10分の仮眠でも夜の睡眠に影響します。遅くても5時までにしましょう。眠くなり始めてしまったけど、あともうちょっと頑張らなきゃというときにやるのが効果的なんですね。この後はリラックスタイムでそのまま夜寝る時間になってしまうというときに仮眠は取らないように注意してください。
以上4つの事を守って仮眠を取ると夜の睡眠時間が十分に取れなくても挽回できます。というより、一旦脳をリセットすることでその後の作業効率が格段に上がることでしょう。眠いの我慢してやるより遥かに効率的ですよ。
仮眠を知ったきっかけ
私はこの仮眠という方法を知ったときにまるで魔法かと思いました。1時間の自由時間を犠牲にして7時間睡眠をとるのかどうか本気で考えましたから。それがたった10分で1時間分の睡眠を取れるんですからこんな嬉しいことはありません。実際にやってみればわかりますが、6時間後に起きるのも仮眠後に起きるのも本当に頭がスッキリしていて快適です。
では、なぜこの仮眠という魔法を知ったのか。それは意外や意外、うちの娘が通っている幼稚園でした。
幼稚園というと普通は「お昼寝の時間」というものがあるじゃないですか。お昼寝布団を持っていって布団の中でグッスリ寝る至福の時ですよ。でも、うちの幼稚園は春から途中まではお昼寝布団を持っていくんですが、途中から使わなくなるんです。不思議に思った私は娘に聞いてみました。
私「ねぇねぇ、幼稚園はお昼寝の時間ってないの?」
娘「あるよ。椅子に座って机でこうやって寝るの。」(机にうつ伏せになる)
最初私はそんなふざけた昼寝があるか〜!!と思いましたよ。だって幼稚園児といったらお昼寝布団じゃないですか。でも、ある時実家いったときにその話を私の父にしたら驚く答えが帰ってきました。
私「幼稚園は布団で昼寝しないで机にうつ伏せになって寝るんだってさ〜。笑っちゃうよね〜。」
父「最近、学校教育の中で仮眠っていう考え方が大事だって取り入れられてるところもあるんだよ。幼稚園でそれやってるんだ。すごいとこだね〜!」(孫溺愛)
笑いものは世間知らずの私でした・・・(恥)私の父は高校教師をしていたのでそのあたりは詳しいです。でも、それが幼稚園でやっているということに驚きつつも感心していました。
笑いものは世間知らずの私でした・・・(涙)
まとめ
たった10分で1時間分の睡眠を取れるなら最高ですよね。時間が足りなくて困っているあなたは睡眠時間のとり方を変えてみたらどうでしょうか。布団で6時間睡眠+仮眠で10分間睡眠=7時間睡眠ですよ。これを守って習慣化できると目覚めたときの快適さに病みつきになるでしょう。
ただし、成長期真っ只中の子供はたっぷり睡眠時間を確保しましょうね。
こんな睡眠方法を推奨している私ですが、休みの日は思いっきり8時間以上寝ることもありますよwww
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