【Bリーグ】スタッツの見方を覚えて選手を分析しよう!

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さあ、あなたもだんだんBリーグに詳しくなってきましたね。そしたら今度は敵チームや応援しているチームの過去の試合結果を見てそこがどういうチームなのか分析してみたくなりますよね。「この選手はリバウンドが強い!」とか「この選手はアシストも多いし得点も稼いでるからチームの司令塔だな」とか過去の試合結果を見れば映像を見なくても分かってくる部分がたくさんあります。

あなたもそんな分析力を鍛えて、ますますBリーグを楽しめるようになりましょう!!

ここで紹介するのはBリーグ公式サイトで使われているものです。他のサイトではもっと違った表記が出てきたりすることもありますのでご注意ください。

個人スタッツトップ

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個人スタッツ

選手一人ひとりの結果を全て数字で表したものを個人スタッツと言います。Bリーグのサイトや各チームのサイトで表示の仕方はいろいろですが、だいたいreportやresultという中にBOX SCOREというものがありますのでそこで見ることができます。こんな感じの表です。

ただこれを見ても選手名の上に書いてあるアルファベットが何を表すのかさっぱりわからないですよね。なので、これからひとつひとつそれを紹介していきます。

選手情報・時間

個人スタッツ1

左からグループに分けて順番に紹介していきます。まずは左から5項目ですが、ここの項目はだいたい想像つきますよね。

  • # →背番号
  • S →試合開始時の5人(スタメン)
  • PLAYER →選手名
  • PO →ポジション
  • MIN →総プレイ時間

ポジションのところもアルファベットで書かれているのでそれもちょっと分かりづらいですね。

ポジション
  • PG →ポイントガード
  • SG →シューティングガード
  • PF →パワーフォワード
  • SF →スモールフォワード
  • C →センター

総プレイ時間は合計のところが必ず200:00となっているはずです。1試合は40分で5人ずつ出場するので40☓5=200ということですね。

得点情報

個人スタッツ2

次に紹介するのが得点に関する情報です。

  • PTS →総得点
  • FGM →シュートが入った数
  • FGA →シュートを打った数
  • FG% →シュートが入った割合
  • 3FGM →3ポイントシュートが入った数
  • 3FGA →3ポイントシュートを打った数
  • 3FG% →3ポイントシュートが入った割合
  • FTM →フリースローが入った数
  • FTA →フリースローを打った数
  • FT% →フリースローが入った割合

総得点は2ポイントシュート・3ポイントシュート・フリースロー全部含めて入れた得点です。なので、合計の数字がチームのその試合の得点になっているはずです。その隣りにあるFGMはフリースロー以外の通常のシュートを入れた本数です。ここは点数ではなく本数です。このFGMには3ポイントシュートの数も入っています。つまり、次にある3FGMはFGMのうち3ポイントシュートはこれぐらいですよってことですね。式に表すとこうなります。

PTS=(FGMー3FGM)☓2+3FGM☓3+FTM

という式が成り立つわけですね。

ちなみに、よく試合の解説などで3ポイントシュートの確率が話題になりますが、だいたい3FG%が50%超えるかどうかがボーダーラインだと思ってください。50%超えてたら「この選手すごい!」って思えるんですね。まあ、1本中1本だったら別ですが・・・。

リバウンド・アシスト・他

個人スタッツ3

得点関係の情報のあとにそれ以外の細かい情報が載っています。

  • OR →オフェンスリバウンドの数
  • DR →ディフェンスリバウンドの数
  • TR →全部のリバウンドの数
  • AS →アシストの数
  • TO →ターンオーバーの数
  • ST →スティールの数
  • BS →ブロックの数
  • BSR →ブロックされた数
  • F →ファウルの数
  • FD →ファウルされた数
  • DUNK →ダンクの数

最初の3つがリバウンド関係です。この数が多い人はチームのために体を張ってボールを取りに行っている人ということですね。そのあとにあるのがアシストの数です。

よくダブルダブルとかトリプルダブルとか言っているのを聞いたことはありますでしょうか?これは1試合で得点・リバウンド・アシストの数が2桁いったときの事を言います。つまり、PTS・TR・ASのうち2つが2桁だったらダブルダブル3つ全て2桁だったらトリプルダブルということになります。トリプルダブルなんてやってのけたらその選手の活躍は半端じゃなかったということですよ。

ブロックとファウルの情報は自分がした方とされた方の両方が載っています。なので、チーム合計を見ると相手チームと数字が逆になっているんですね。ファウルの数は当然ですが、5が最高の数字です。5ファウルで退場になってしまいますからね。

最後にダンクの数が載っています。これが多いと会場内が大盛りあがりするのでたくさんあったら見応えのある試合だったんだろうなとも言えるでしょうね。

EFFとは?

個人スタッツ4

最後に残っているEFFというのは詳しく理解しようとするとすごく難しいです。一言で表すと貢献度ということになります。

今まで見てきた情報の中でプラス要素とマイナス要素を組み合わせて点数をつけた結果ということになります。つまり、多い数であればすごい活躍した選手で、マイナスポイントになっていればあまり良くなかったんだなという見方をします。具体的な計算方法は以下のとおりです。

(得点+リバウンド+アシスト+スティール+ブロック)ー(シュートの失敗数+フリースローの失敗数+ターンオーバー)

個人スタッツEFF

シュートの失敗数とフリースローの失敗数は直接数字が出てないので引き算で計算することになります。なので、個人スタッツの表で使われているアルファベットで表すとこんな感じです。

(PTS+TR+AS+ST+BS)ー((FGAーFGM)+(FTAーFTM)+TO)

活用の仕方

ここまで見てきてそれぞれの数字が何を表すかは分かったと思います。では、実際の活用例を紹介しましょう。

まずは何と言ってもPTSの数ですね。これが多ければ入れた点数が多いということになりますから活躍具合を見るならまずはここ!!そして、MINとPTSのバランスを見れば出場時間が短いのにたくさん点を入れたとかも分かってきますね。

次はEFFの数字です。理解をするのはちょっと難しいですが、単純に数字が多ければ多いほど貢献度が高いわけですからこの数字一つで判断することも可能でしょう。

ここから徐々にマニアックになってきます。FGMと3FGMを比較することでアウトサイドシュートが多いのかが把握できますね。さらにポジションがPGで3FGMが多ければパスをさばきつつスキあらば3Pシュートを打ってくる厄介な選手ということがわかります。

リバウンド・ブロック・ファウルの数がどれも多い選手は積極的に相手選手にアタックするような体を張ったプレイが多かったということになります。長身のプレイヤーだとリバウンド・ブロックの数字が多くなりやすいですね。

あと、スティールの数が多いと曲者ということですよね。敵にしたら厄介な選手です。

まとめ

この見方を覚えれば実際の試合を見ていなくても誰が活躍したかとかだいたいの事はわかります。この数字を使って分析すれば選手は丸裸です。自分の好きな選手がどう活躍したのかをチェックするのにも有効ですね。ぜひ、活用してBリーグを楽しんでください。

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