バスケットボールのルールを解説!試合観戦を100倍楽しむために!

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つい先日バスケットのプロリーグであるBリーグ3年目が終了しました。3年目を制したのはアルバルク東京でした。2連覇おめでとうございます!!

最近では八村塁選手がNBAにドラフト入りで大騒ぎがあったり、最近の親善試合の活躍で、バスケットが気になり始めたんではありませんか?

今までバスケを知らなかったあなたのためにバスケの基本的なルールを伝えておきましょう。娘もバスケットをやっていますから私も改めて勉強し直しました。これで試合観戦もより一層楽しめること間違いないし!!
バスケットボール

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バスケットのルール

バスケットのルールには大まかに項目分けをするとしたらこんな感じになります。

  • 時間に関するルール
  • ファウルに関するルール
  • 反則に関するルール
  • その他

反則はバスケット用語ではヴァイオレーションと言います。まあ、簡単に反則としましょう。これから順を追って説明していきますが、ここで紹介するのが全てではありません。細かいところは飛ばしますよ。

あと、ミニバス(小学生のバスケット)や中学生のルールはまた微妙に違うので今回はプロリーグのルールだと思ってください。

コートの説明

まず最初にコートの説明をしておきます。ルールを紹介する上でどうしても専門用語が出てきてしまうのでその紹介です。

バスケットコートの説明

自分のチームがシュートを入れるゴール側をフロントコート、それと反対側の半分をバックコートといいます。自分のチームがシュートを入れるゴールの周りの四角を制限区域内といいます。あとでフリースローラインという言葉が出てきますが、それが図の位置です。

ではルールの説明に行きましょう。

時間に関するルール

試合の時間

試合の時間はミニバスや中学と一般では違います。一般の試合は10分×4Qで合計40分間試合をします。昔は前半後半で2回に分かれていたんですが、ルールが変わって4回になったんです。これはどちらか一方に流れが行き過ぎないようにするためですね。

よりこまめに時間が止まることで気持ちを切り替えてやろう!って感じですかね。

タイムアウト

コーチの好きなタイミングで作戦タイムを取ることが出来ます。シュートが入ったときやファウルやボールが外に出て時間が止まったときにタイムアウトができます。これは1・2Qの間で2回、3・4Qの間で3回まで取ることができます。ただし、4Q残り2分を切った後は2回までしか取ることが出来ませんのでコーチは注意が必要ですね。

24秒ルール

オフェンスはボールを持って攻め始めてから24秒以内にシュートを打たなければいけません。シュートを打ってオフェンスがもう一度ボールを取ったら時間がリセットされます。

ただし、14秒より短くなったところで時間がリセットされる場合は14秒からスタートです。つまり、オフェンスがじっくり攻めて残り5秒のところでシュートを打ち、オフェンスがリバウンドを取ってもう一度攻められるときは14秒からスタートなんです。

8秒ルール

バックコートからボールがスタートした時、8秒以内にフロントコートまでボールを持っていかなければいけないんです。8秒以内にフロントコートにボールを持っていけなかったら相手ボールになってしまうのでボール運び役は急がないといけませんよ。

5秒ルール

これは5秒以内にスローインしなければいけないというものです。

ディフェンスが頑張ってスローインさせなければ相手チームとスローイン交代です。これはプロの試合でもたまに見ることができるんです。ディフェンスがしっかり守れば時間を1秒も使うことなく自分のボールになるんですからすごいですよね。

3秒ルール

だんだん時間が短くなってきて最後は3秒ルールです。オフェンスは制限区域内に3秒以上いてはいけないんです。中に入ってパスを待っていて、パスが回ってこなかったら一度外へ出なければいけません。

3秒ってあっという間ですよね。攻めるときはこれも注意しなければいけません。それがうっかりやっちゃったというのがあるんですよ。

ファウルに関するルール

通常のファウル

敵チームの人を押したり掴んだり引っ張ったりして邪魔したらファウルを取られるんですが、1試合で1人が5回ファウルをしたらその人は退場になります。この通常のファウルはパーソナルファウルといいます。

このファウルかどうかの判断が毎回毎回とてもむずかしいんです。「今のファウルじゃないの!?」と思うようなものも結構あるんですよ。特にシュートを打とうとしている人に対してのファウルはオフェンスのファウルなのかディフェンスのファウルなのか、よく客席から野次が飛ぶやつですね。

プロの試合でもたまにビデオ判定をして判断する時があるくらいですから。まあ、あの一瞬で判断するんですから難しいですよ。

フリースローがもらえるファウル

ボールを持った人がシュートを打とうとしている間にディフェンスがファウルをしてしまうとフリースローを打つ権利が与えられます。「シュートモーションに対するファウル」とか表現されますね。先程の図のフリースローラインからディフェンスの邪魔もなくシュートが打てるんです。

通常のシュート中のファウルだったら2本、3Pシュート中のファウルだったら3本打つことが出来ます。ファウルを受けたにも関わらずそのシュートが入ったら、2点が入った上でフリースロー1本打てます。つまり、フリースローも決めれば合計3点です。(フリースローは1本につき1点)

邪魔なく打てるんですが、ここはブースター(観客)の腕の見せ所です!音鳴らしたり騒いだりしてミスを誘います。NBAではこのときの騒ぎ具合が相手選手への称賛を表すと言われているので大いに騒ぎましょう!

チームファウル

1つのクォーターごとに1チーム合計5つ以上ファウルをしてしまうとシュート動作中じゃないファウルでも相手にフリースローが与えられちゃいます。これやっちゃうと結構きついですよ。どんなファウルしてもフリースローになっちゃうんですからね。

逆に相手チームがチームファウルをやってしまったら強気でガンガン攻めていけばいいですね。これはクォーターごとでリセットされます。

特別なファウル

通常のファウルとは別でテクニカルファウル、アンスポーツマンライクファウルがあります。要するにスポーツマンらしくない酷いファウルのことです。わざとファウルしたとか暴言吐いたとかですね。これは同じ人が1試合中に2回やっちゃうと退場になります。

とっても悪質なファウルはディスクォリファイングファウルといって、これを取られたら1発退場です。まあ、普通にやっていたらまずないですが。

あと、コーチが試合の進行を妨げていると判断されたらコーチもテクニカルファウルになります。コーチだって2回で退場になるんですよ。コーチが退場ってどういうことかというと、試合が見える場所にいちゃいけないということなんです。切ないですね・・・。

反則に関するルール

トラベリング

ボールを持ったまま3歩以上歩いてしまうとトラベリングになって相手ボールのスローインになってしまいます。これはバスケットの基本中の基本です。聞いたことあるかもしれませんね。でも、実は細かいところまで突き詰めていくと結構複雑なんですよ。

それを説明し始めると長くなるので省略します。3歩でトラベリングとだけ覚えればOKです。

ダブルドリブル

ドリブルをしていて一度ボールを持ってからまたドリブルを始めてしまうとダブルドリブルとなります。または、両手でドリブルしてもいけません。

よく緊張したプレイヤーが頭真っ白になってうっかりやっちゃうんですよね。

キックボール

当然のことながらバスケットは手でやるスポーツです。わざと蹴ったりしたらキックボールという反則を取られます。パスを阻止しようとして足出しちゃったら反則ですよ。

バックコート

一度フロントコートにボールを運んだ後にバックコートへボールを戻しちゃうと反則です。相手ボールのスローインでスタートしてしまいます。

よくあるのはフロントコートまでドリブルしてきた人にラインギリギリでディフェンスがプレッシャーをかけてバックコートへ戻そうとするやつですね。

ゴールテンディング

シュートしたボールがリングよりも上にあり、かつ最高到達点を過ぎて落ちているときにボールに触っちゃったときを言います。このルールが無かったらダンクできるような長身プレイヤーはやりたい放題ブロックできちゃいますもんね。

ただし、ボールが一回リングに当たったあとは触ってもOKです。プロの試合だとたま〜に見かけます。これを知らないと「あれ?なんで今笛吹いたんだ?」ってなっちゃいますよね。

その他

ジャンプボールシチュエーション

これは両チームでボールの奪い合いになってしまい、どっちのボールとも言えなくなった状態のことを言います。ボールを掴み合ったまま離さない状態ですね。

プロの試合だとなかなか無いですが、中学生くらいだとよくあるんですよ。こうなったら両チームで順番にスローインになります。つまり、最初Aチームがジャンプボールシチュエーションでスローインをしたら次はBチームがスローイン、というように交互にスローインの順番が回ってくるんです。

タイムアウト戦略

先程タイムアウトの項目で4Qの残り2分を切った後は2回までしかタイムアウトが取れないといいました。実はこの時のタイムアウトの後のスローインはオフェンスのフロントコートのサイドラインから始まるんです。プロの試合の場合はバックコートのエンドライン(ゴール下)から始めるか選択することができます。フロントコートを選んだ場合、攻める時間は14秒からスタートになります。

普通、バックコートのエンドラインでボールが外に出たらその場所からスローインなのに、そのタイミングでタイムアウトを取ると次のスローインの場所が一気にゴールに近づくんですよ。

これは戦略として使えますよね。僅差で竸っていたらなおさら大事です。

基本中の基本

あ、私はとってもとっても大事なことを言い忘れていました。何よりもまずこれを知っておくべきですね。

まず、3Pラインより内側(ゴールに近い方)で打ったシュートが入ったら2点入ります。3Pラインより外側で打って入ったら一気に3点入るんです。そして、先程も書きましたがフリースローは1点ずつという事になっています。

それから、これがいちばん大事なところ!!

バスケットは5人対5人でやるスポーツです!

プロバスケットリーグ

冒頭にも書きましたが、バスケットの正式なプロリーグが2016年からスタートしました。その名も「Bリーグ」です。今まではプロリーグと社会人バスケの2つがあり、なんだかうまくやっていなかったんですよね。それが統合されて正式にプロリーグがスタートしたんです。詳細は以下の公式ホームページを覗いて見てください。

Bリーグ公式HPはこちら

毎年どんどん注目度が上がってきて来場者数も少しずつ上って来ています。生で見ると全然違うのでぜひ会場に足を運んでみてください。

まとめ

長くなってしまいましたがこれで全てではありません。細かいこと言い出したらキリがないのですよ。でも、ルールを全く知らないと審判がすぐピッピピッピ笛を吹くのが意味分からずつまらなくなってしまいます。なので、ここで基本を抑えておきましょうね。

日本一が決まる試合は民放で放送されたりしたので少しずつバスケットに興味を持つ人が増えたらいいな〜。ちなみに、こちらに登録すればバスケットの全試合を見ることが出来ます。

SportsNavi公式HP

月額料金がかかりますが、スポーツ観戦が好きな方はぜひ見てみてください。生で見ればもっと迫力ありますよ!

さあ、ルールを覚えたら次はBリーグについて詳しくなりましょう!!

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